tiddlywiki 5.3.6 → 5.3.8

package/editions/ja-JP/tiddlers/features/Notifications.tid

@@ -0,0 +1,11 @@
+created: 20160107225753340
+modified: 20241215112240963 
+original-modified: 20160107225855353
+tags: Features
+title: Notifications
+ja-title: 通知
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+通知は、 TiddlyWikiウィンドウの右上に表示される小さな情報メッセージで、事前に設定された時間が経過すると自動的に消えます。
+
+<$button message="tm-notify" param="SampleNotification">通知のサンプルを表示</$button>

package/editions/ja-JP/tiddlers/features/Performance Instrumentation.tid

@@ -0,0 +1,38 @@
+created: 20190316163428191
+modified: 20241216105842099
+original-modified: 20190510133455372
+tags: Features
+title: Performance Instrumentation
+ja-title: パフォーマンス統計情報
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+コアには、更新サイクル用のパフォーマンス統計情報が組み込まれています。コントロールパネルの“設定”タブの“パフォーマンス統計情報”を参照してください。有効化には、Wikiを再読み込みする必要があります。
+
+パフォーマンス統計情報をオンにすると、更新サイクルがトリガーされるたびに、ブラウザのデベロッパーコンソールにタイミング情報が追記されます。例:
+
+```
+performance: mainRender: 327.83ms 
+performance: styleRefresh: 9.14ms 
+performance: mainRefresh: 68.10ms 
+```
+
+上記の情報は次のように解釈できます: 
+
+* mainRenderはページテンプレートの初期表示にかかる時間です
+* styleRefreshはページのスタイルシートをリフレッシュするのにかかる時間です
+* mainRefreshはメインページテンプレートをリフレッシュするのにかかる時間です
+
+たとえば、サイドバーのタブを切り替えて、レンダリングにかかる​​時間を比較してみましょう。
+
+フィルター実行タイミングに関する詳細な情報も利用できます。パフォーマンス統計情報を有効にして、ブラウザーのデベロッパーコンソールに次のJavaScriptコマンドを入力します: 
+
+```
+$tw.perf.log()
+```
+
+次の情報を含むテーブルが表示されます: 
+
+* ''name'' - 文字列"Filter: "とフィルターのテキスト
+* ''invocations'' - 起動からのフィルターの呼び出し回数
+* ''totalTime'' - 起動からのこのフィルターの評価に費やされた合計時間(ミリ秒)
+* ''percentTime'' - すべてのフィルターの実行時間合計に対するこのフィルターの実行時間の割合

package/editions/ja-JP/tiddlers/features/SafeMode.tid

@@ -0,0 +1,30 @@
+created: 20140419082845576
+modified: 20241217111550799 
+original-modified: 20190912093109517
+tags: Features
+title: SafeMode
+ja-title: セーフモード
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+! 紹介
+
+セーフモードでは、TiddlyWikiのほとんどのカスタマイズを無効にすることができます。TiddlyWikiが誤ってカスタマイズされると動作しなくなる可能性があるため、この機能は便利です。特に問題となるのは、TiddlyWikiの新しいコアバージョン(特にベータ版)にアップグレードすると、一部のカスタマイズが壊れてしまうことです。
+
+<<.warning "セーフモードは、TiddlyWikiの単一ファイル構成でのみ使用し、自動保存を行わないセーバーでのみ使用してください。クライアントサーバー構成でセーフモードを使用すると、データが失われる可能性があります。">>
+
+! セーフモードの有効化
+
+ブラウザでセーフモードを有効にするには、URLハッシュに文字列`#:safe`に設定してTiddlyWikiを起動します。例:
+
+https://tiddlywiki.com/#:safe
+
+! セーフモードの仕組み
+
+セーフモードでは、次の2つの変更が行われます: 
+
+* すべてのプラグインは一時的に無効になっています。[[コントロールパネル|$:/ControlPanel]] <<.icon $:/core/images/options-button>>を使用して個々のプラグインを無効にすることができます。
+* 隠しTiddlerをオーバーライドするTiddlerは、プレフィックス`SAFE: `を付けた名前に変更され、元の隠しTiddlerが復元されます
+* 特定の構成オプションは無視され、代わりにデフォルト設定が使用されます: 
+** WikiParserRuleConfiguration
+
+名前が変更されたTiddlerを検査できるレポートTiddlerが表示されます。

package/editions/ja-JP/tiddlers/features/Scalability.tid

@@ -0,0 +1,11 @@
+created: 20130822173400000
+modified: 20241218111837188
+original-modified: 20211124215615812
+tags: Features
+title: Scalability
+ja-title: スケーラビリティ
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+TiddlyWikiの[[シングルページアプリケーション|SinglePageApplication]]としてのアーキテクチャは、大量のデータには適さないと思われるかもしれません。実際、TiddlyWikiユーザーは、数十あるいは100メガバイトを超えるファイルでも問題なく処理しています。また、ギガバイト単位のファイルでも実験に成功しています。
+
+大規模なWikiの[[パフォーマンスに関するティップス|Performance]]を参照してください。

package/editions/ja-JP/tiddlers/features/StartupActions.tid

@@ -0,0 +1,46 @@
+created: 20180323092308399
+modified: 20241218112530254 
+original-modified: 20201025161723719
+tags: Features
+title: StartupActions
+ja-title: スタートアップアクション
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+TiddlyWikiはスタートアップ時に、次のシステムタグを持つTiddlerのActionWidgetsを実行します: 
+
+* 初期スタートアップ時に実行されます:
+** <<tag "$:/tags/StartupAction">> (すべてのプラットフォームで実行)
+** <<tag "$:/tags/StartupAction/Browser">> (ブラウザで実行している場合にのみ実)
+** <<tag "$:/tags/StartupAction/Node">> (Node.jsで実行している場合にのみ実行)
+* レンダリング後のスタートアップ時に実行されます:
+** <<.from-version "5.1.23">> <<tag "$:/tags/StartupAction/PostRender">> (ブラウザで実行している場合にのみ実行)
+
+!! 初期スタートアップアクション
+
+初期スタートアップアクションは、画面サイズなどの環境要因に応じてTiddlyWikiをカスタマイズするのに役立ちます。たとえば、次のアクションウィジェットをTiddlerタグ`$:/tags/StartupAction/Browser`を付けて配置すると、画面幅が1000ピクセル未満の場合にサイドバーがデフォルトで非表示になります:
+
+```
+<$reveal type="lt" state="$:/info/browser/screen/width" text="3000">
+<$action-setfield $tiddler="$:/state/sidebar" $value="no"/>
+</$reveal>
+
+<$reveal type="gteq" state="$:/info/browser/screen/width" text="3000">
+<$action-setfield $tiddler="$:/state/sidebar" $value="yes"/>
+</$reveal>
+```
+
+<<.from-version "5.1.20">> 次の例では、ブラウザによって報告された言語に一致する言語プラグインに切り替えます:
+
+```
+<$action-setfield $tiddler="$:/language" text={{{ [[$:/languages/en-GB]] [plugin-type[language]sort[description]removeprefix[$:/languages/]] +[prefix{$:/info/browser/language}] ~[[en-GB]] +[addprefix[$:/languages/]] }}}/>
+```
+
+デフォルトでは、グローバルマクロは初期スタートアップアクションTiddler内では利用できないことに注意してください。これらにアクセスする必要がある場合は、Tiddlerの先頭に[[Pragma: \import]]を明示的に含める必要があります:
+
+```
+\import [subfilter{$:/core/config/GlobalImportFilter}]
+```
+
+!! レンダリング後のスタートアップアクション
+
+<<.from-version "5.1.23">> レンダリング後のスタートアップアクションは、TiddlyWikiのユーザーインターフェイスがレンダリングされた後に実行されます。これにより、レンダリングされた表示に依存するアクション(モーダルの表示など)を実行できるようになります。

package/editions/ja-JP/tiddlers/fileformats/MultiTiddlerFileSyntax.tid

@@ -0,0 +1,31 @@
+created: 20150621181334837
+modified: 20250124111732489
+original-modified: 20150621181400844
+tags: [[TiddlyWiki on Node.js]]
+title: MultiTiddlerFileSyntax
+ja-title: マルチTiddlerファイル構文
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+!!! [[マルチTiddlerファイル|MultiTiddlerFiles]]
+
+<$railroad text="""
+{<"ヘッダー行">} "空行" {(<"Tiddler記述行"> | <"コメント行">)}
+"""/>
+
+!!! ヘッダー行
+
+<$railroad text="""
+<"識別子"> ":" {"ホワイトスペース"} <"値"> "改行"
+"""/>
+
+!!! Tiddler記述行
+
+<$railroad text="""
+<"ファイルパス"> ":" {"ホワイトスペース"} <"Tiddlerタイトル"> "改行"
+"""/>
+
+!!! コメント行
+
+<$railroad text="""
+"#" {("テキスト" | "ホワイトスペース")} "改行"
+"""/>

package/editions/ja-JP/tiddlers/fileformats/MultiTiddlerFiles.tid

@@ -0,0 +1,38 @@
+created: 20140209143652456
+modified: 20250123115055695
+original-modified: 20150621182140407
+tags: [[TiddlyWiki on Node.js]]
+title: MultiTiddlerFiles
+ja-title: マルチTiddlerファイル
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+MultiTiddlerFilesを使用すると、複数のTiddlerを1つのテキストファイルに簡潔に表現できます。
+
+この形式の目標は次のとおりです:
+
+* 入力しやすく、読みやすい
+* 単一行の文字列に最適化
+* Tiddlerのグループ内で共通のフィールドやタグを共有できるようにする
+* 外部ツールで簡単に処理できるようにする
+
+MultiTiddlerFilesの拡張子は`multids`です。ファイルは、共有フィールドのブロックとそれに続く空白行で構成されます。ファイルの残りの部分は、コメントとTiddlerのシーケンスです。Tiddlerはタイトルで指定され、その後にコロン、少なくとも1つのスペース文字が続き、行の残りの部分はTiddlerのテキストフィールドになります。
+
+例: 
+
+```
+title: $:/language/ControlPanel/
+tags: strings
+modifier: JoeBloggs
+
+Basics/Caption: Basics
+# This is a comment
+Basics/Version: ~TiddlyWiki Version
+```
+
+この例では、[[$:/language/ControlPanel/Basics/Caption]]と[[$:/language/ControlPanel/Basics/Version]]の2つのTiddlerを定義します。
+
+ヘッダーで`title`フィールドが指定されている場合、タイトルで定義された個々のTiddlerのプレフィックスとして扱われます。
+
+!! 構文の仕様
+
+{{MultiTiddlerFileSyntax}}

package/editions/ja-JP/tiddlers/fileformats/TiddlerFiles.tid

@@ -0,0 +1,112 @@
+created: 20130825150000000
+modified: 20250125105846987 
+original-modified: 20210714130751701
+tags: [[TiddlyWiki on Node.js]]
+title: TiddlerFiles
+ja-title: Tiddlerファイル
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+Tiddlerは、さまざまな形式でテキストファイルに保存できます。単一のTiddlerを含むファイルには、名前:値のペアのシーケンスとしてフォーマットされた`.meta`補助ファイルを持つこともできます。
+
+```
+title: TheTitle
+modifier: someone
+```
+
+!! ~TiddlyWebスタイルの.tidファイル
+
+これらのファイルは、名前:値のペア、空白行、そしてTiddlerのテキストを含む一連の行で構成されます。例:
+
+```
+title: MyTiddler
+modifier: Jeremy
+
+This is the text of my tiddler.
+```
+
+多くのテキストエディターでは、ファイルに終了改行が含まれている必要があることに注意してください。Tiddlerのテキストに終了改行を含めたくない場合は、次の代替構文を使用できます:
+
+```
+title: MyTiddler
+modifier: Jeremy
+text: This is the text of my tiddler.
+```
+
+//`application/x-tiddler` ContentTypeはこれらのファイルの内部で使用されます//
+
+!! TiddlyWiki `<DIV>`  .tiddlerファイル
+
+TiddlyWiki 5では、`*.tiddler`ファイルは次のようになります。
+
+```
+<div title="AnotherExampleStyleSheet" modifier="blaine" created="201102111106" modified="201102111310" tags="examples" creator="psd">
+<pre>Note that there is an embedded <pre> tag, and line feeds are not escaped.
+
+And, weirdly, there is no HTML encoding of the body.</pre>
+</div>
+```
+
+これらの`*.tiddler`ファイルは、HTML エンコードされたTiddlyWiki HTMLファイル内のTiddlerとまったく同じではありません。
+
+Older `*.tiddler` files more closely matched the store format used by TiddlyWiki at the time:
+古い`*.tiddler`ファイルは、当時TiddlyWikiで使用されていたストア形式に似ています:
+
+```
+<div tiddler="AnotherExampleStyleSheet" modifier="JeremyRuston" modified="200508181432" created="200508181432" tags="examples">This is an old-school .tiddler file, without an embedded &lt;pre&gt; tag.\nNote how the body is &quot;HTML encoded&quot; and new lines are escaped to \\n</div>
+```
+
+//`application/x-tiddler-html-div` ContentTypeはこれらのファイルの内部で使用されます//
+
+!! ~TiddlyWebスタイルのJSONファイル
+
+これらのファイルは、`name:value`プロパティのハッシュマップの単純な配列です。すべてのフィールド値は文字列として指定する必要があります。
+
+例:
+
+```
+[
+	{
+		"title": "First Tiddler",
+		"text": "Text of first tiddler",
+		"tags": "one two [[t h r e e]]"
+	},{
+		"title": "Second Tiddler",
+		"text": "Text of second tiddler",
+		"modified": "20150216171751154"
+	}
+]
+```
+
+`application/json` ContentTypeはこれらのファイルに対して内部で使用されます。
+
+Tiddler構造に準拠していないJSONファイルは、代わりにJSONデータを含む単一のTiddlerとしてインポートされることに注意してください。
+
+!! TiddlyWiki HTMLファイル用の新しいJSONベースの形式
+
+TiddlyWiki HTMLファイルの新しい形式では、スクリプトタグ内にJSON形式のTiddlerが埋め込まれます:
+
+```json
+<script class="tiddlywiki-tiddler-store" type="application/json">[
+{"title": "A","text": "One"},
+{"title": "B","text": "Two"}
+]</script>
+```
+
+!! TiddlyWiki HTMLファイル用の古いDIVベースの形式
+
+TiddlyWikiクラシックおよびバージョンv5.2.0より前のTiddlyWiki 5では、Tiddlerは`<DIV>`形式でエンコードされて保存されていました。
+
+TiddlyWikiが暗号化されていないDIVベースのHTMLファイルをインポートするには、上で説明したようにTiddler DIVを含んだ`<div id="storeArea">`が必要です。例:
+
+```
+<div id="storeArea">
+<div created="20130302085406905" modified="20130302084548184" tags="Examples" title="A tiddler title">
+<pre>HTML encoded text of tiddler
+</pre>
+</div>
+<div created="20140315085406905" modified="20140321084548184" tags="One Two [[Three with Space]]" title="Another title" customfield="field value">
+<pre>Text of this tiddler
+</pre>
+</div>
+</div>
+```

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/All Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,20 @@
+created: 20230316150731234
+from-version: 5.1.23
+modified: 20250303102704427
+original-modified: 20230711084644541
+rp-input: 前回のフィルタランからのすべてのタイトル
+rp-output: アウトプットタイトルは、重複を排除せずに以前のフィルタランの出力に追加されます。
+rp-purpose: 重複を排除しない和集合
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: All Filter Run Prefix
+ja-title: allフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":all" | - )
+[["ラン"|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+このプレフィックスにはオプションの[[ショートカット構文|Shortcut Filter Run Prefix]]であるシンボル`=run`があります

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/And Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,20 @@
+created: 20230318142752854
+from-version: 5.1.23
+modified: 20250303103244036
+original-modified: 20230711084712170
+rp-purpose: フィルタステップの蓄積
+rp-input: これまでのすべてのランのフィルタアウトプット
+rp-output: アウトプットのタイトルは、以前のフィルターランのアウトプットを置換
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: And Filter Run Prefix
+ja-title: andフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":and" | - )
+[["ラン"|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+このプレフィックスにはオプションの[[ショートカット構文|Shortcut Filter Run Prefix]]であるシンボル+runがあります

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Cascade Filter Run Prefix (Examples).tid

@@ -0,0 +1,48 @@
+created: 20211130114857532
+filter1: [prefix[ca]then[ca]]
+filter2: [suffix[at]then[at]]
+filter3: other
+modified: 20250310110107153
+original-modified: 20230305125250563
+tags: [[Cascade Filter Run Prefix]]
+title: Cascade Filter Run Prefix (Examples)
+ja-title: cascadeフィルタランプレフィックス (例)
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<<.op ":cascade">>フィルタランプレフィックスは、タグマクロによって生成されるタグピルで使用される各Tiddlerの配色を選択するために、~TiddlyWikiコアによって使用されます。
+
+`:cascade[all[shadows+tiddlers]tag[$:/tags/TiddlerColourFilter]!is[draft]get[text]]`
+
+上記の<<.op :cascade>>フィルタラン内のフィルタ式は、<<tag $:/tags/TiddlerColourFilter>>でタグ付けされたTiddlerのテキストフィールドからフィルタのリストを返します。以下を参照: 
+
+<ul>
+<$list filter="[all[shadows+tiddlers]tag[$:/tags/TiddlerColourFilter]!is[draft]get[text]]">
+<li><pre><$text text=<<currentTiddler>>/></pre></li>
+</$list>
+</ul>
+
+インプットタイトルごとに、これらのフィルタが順番に適用され、空でないリストを返す最初のフィルタが見つかるまで続きます。この空でないリストの最初の結果がそのインプットタイトルに置き換えられ、そのTiddlerの色として使用されます。
+
+<<.operator-example 1 """[all[shadows+tiddlers]] :cascade[all[shadows+tiddlers]tag[$:/tags/TiddlerColourFilter]!is[draft]get[text]] +[!is[blank]limit[10]]""">>
+
+!! 拡張例
+
+この例では、<<.op :cascade>>フィルタランがどのように機能するかを段階的に説明します。
+
+アウトプットがフィルタのリストを返すフィルタ式が必要です。通常、このようなフィルタ式は、一連のTiddler内のいくつかのフィールドを照会して(おそらくタグ経由で)フィルタのリストを作成します。この例を自己完結型にするために、このTiddlerの//filter1//、//filter2//、//filter3//フィールドに、3つのフィルタが格納されます。[[テキスト参照|TextReference]]と[[appendオペレータ|append Operator]]のインスタンスを使用して、フィールドをフィルタのリストに結合します。
+
+フィルター`[{!!filter1}append{!!filter2}append{!!filter3}]`は、次のフィルタリストを生成します: 
+
+<ul>
+<$list filter="[{!!filter1}append{!!filter2}append{!!filter3}]">
+<li><pre><$text text=<<currentTiddler>>/></pre></li>
+</$list>
+</ul>
+
+この例では、`cat can bat bug`がインプットタイトルとして使用されます。各インプットタイトルは、上記の各フィルタに対して順番に<<.op :cascade>>で評価されます。<<.op :cascade>>の内部で何が起こっているかを理解しやすくするために、次の表では、[[mapフィルタランプレフィックス|Map Filter Run Prefix]]を使用して、各フィルタの結果を示しています。
+
+|^<<.operator-example c1.1 "cat can bat bug :map[prefix[ca]then[ca]]">>|^<<.operator-example c1.2 "cat can bat bug :map[suffix[at]then[at]]">>|^<<.operator-example c1.3 "cat can bat bug :map[[other]]">>|
+
+上記の3つの例で"Try it"をクリックします。<<.op :cascade>>を使用すると、各行の左から右に読み取られた最初の空白以外の値が返されます。最終結果を確認するには、下の"Try it"をクリックします。
+ 
+<<.operator-example c1.4 "cat can bat bug :cascade[{!!filter1}append{!!filter2}append{!!filter3}]">>

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Cascade Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,27 @@
+created: 20211130114043280
+from-version: 5.2.1
+modified: 20250305112707026
+original-modified: 20230710073343947
+rp-input: これまでのすべてのランのフィルタアウトプット
+rp-output: このフィルタランによって返されるフィルタによって変更されたインプットタイトル
+rp-purpose: フィルターのリストを順に評価し、最初の結果を適用してインプットタイトルを変更
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: Cascade Filter Run Prefix
+ja-title: cascadeフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":cascade" | - )
+[["ラン"|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+この[[フィルタラン|Filter Run]]の[[フィルタ式|Filter Expression]]が評価され、フィルタのリストが返されます。次に、各インプットタイトルが各フィルタに対して順番に評価され、インプットタイトルは空でないリストを返す最初のフィルタの最初の結果に置き換えられます。どのフィルタもインプットタイトルの結果を返さない場合は、空の文字列に置き換えられます。
+
+フィルタラン内では、次の変数を使用できます: 
+
+* <<.var currentTiddler>> - インプットタイトル
+* <<.var ..currentTiddler>> - フィルタラン外の変数<<.var currentTiddler>>の値。
+
+[[cascadeフィルタランプレフィックス (例)|Cascade Filter Run Prefix (Examples)]]

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Else Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,22 @@
+created: 20230318142408662
+from-version: 5.1.23
+modified: 20250312102737003
+original-modified: 20230322140756821
+rp-input: 前のフィルタランからのすべてのタイトル
+rp-output: これまでのフィルタアウトプットが空のリストの場合、ランのアウトプットタイトルがフィルタアウトプットに[[追加|Dominant Append]]されます<br>これまでのフィルタアウトプットが空のリストでない場合、ランは無視されます
+rp-purpose: フィルタランは、これまでのすべてのランのフィルタアウトプットが空のリストである場合にのみ評価されます
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: Else Filter Run Prefix
+ja-title: elseフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":else" | - )
+[[run|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+このプレフィックスには[[ショートカットフィルタランプレフィックス|Shortcut Filter Run Prefix]] シンボル`~run`があります
+
+参照: [[thenフィルタランプレフィックス|Then Filter Run Prefix]] | [[thenオペレータ|then Operator]] と [[elseオペレータ|else Operator]]

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Except Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,20 @@
+created: 20230318142056008
+from-version: 5.1.23
+modified: 20250312104032308
+original-modified: 20230322140643066
+rp-input: 前のフィルタランからのすべてのタイトル
+rp-output: アウトプットタイトルはフィルタのアウトプットから取り除かれます（そのようなTiddlerが存在する場合）
+rp-purpose: このフィルタランのアウトプットタイトルが前のフィルタランのアウトプットに含まれている場合は取り除かれ、含まれていない場合は無視されます
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: Except Filter Run Prefix
+ja-title: exceptフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":except" | - )
+[[run|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+このプレフィックスには[[ショートカットフィルタランプレフィックス|Shortcut Filter Run Prefix]]シンボル`-run`があります

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Filter Expression.tid

@@ -0,0 +1,23 @@
+created: 20150124182421000
+modified: 20250219114110986
+original-modified: 20230710074507466
+tags: [[Filter Syntax]]
+title: Filter Expression
+ja-title: フィルタ式
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<<.def "フィルタ式">>は、[[フィルタのシンタックス|Filter Syntax]]の最も外側のレベルです。これは、[[フィルタランプレフィックス|Filter Run Prefix]]を備えた [[フィルタラン|Filter Run]]で構成されます。複数のフィルタ実行は[[ホワイトスペース|Filter Whitespace]]で区切られます。
+
+<$railroad text="""
+{ (
+    - |
+    : [[<"プレフィックス">|"Filter Run Prefix"]]
+  )
+  [["ラン"|"Filter Run"]]
+  +  [["ホワイトスペース"|"Filter Whitespace"]]
+}
+"""/>
+
+<<.tip """上に示したように、図に開始線と終了線が1つある場合は、リンクされた上位レベルにさらに情報があることを意味します。パンくずリストはナビゲーションに使用できます""">>
+
+<<.tip """下位レベルで使用されているように、図に開始点と終了点がない場合は、読みやすさと単純さを高めるために、上位レベルのシンタックス要素が削除されていることを意味します。パンくずリストはナビゲーションに使用できます""">>

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Filter Filter Run Prefix (Examples).tid

@@ -0,0 +1,33 @@
+created: 20211129022707404
+modified: 20250314105437481
+original-modified: 20230305125338118
+tags: [[Filter Filter Run Prefix]]
+title: Filter Filter Run Prefix (Examples)
+ja-title: filterフィルタランプレフィックス(例)
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<<.operator-example 1 "[tag[HelloThere]] :filter[get[text]length[]compare:integer:gteq[1000]]">>
+<<.operator-example 2 "[tag[HelloThere]] :filter[get[text]length[]compare:integer:lteq[2000]]">>
+<<.operator-example 3 "[tag[HelloThere]] :filter[get[text]length[]compare:integer:gteq[1000]] :filter[get[text]length[]compare:integer:lteq[2000]]">>
+<<.operator-example 4 "[tag[Features]] :filter[links[]!is[shadow]is[missing]]">>
+
+<<.operator-example 5 "A B C D E F :filter[<index>remainder[2]compare:integer:eq[0]]" "インプットリストの要素を1つおきに返す">>
+
+
+<<.operator-example 6 "[tag[shopping]] :filter[{!!quantity}compare:integer:gt[4]] :map[addprefix[ ]addprefix{!!quantity}]">>
+<<.operator-example 7 "[tag[shopping]] :filter[{!!quantity}compare:integer:lteq[4]] :map[addprefix[ ]addprefix{!!quantity}]">>
+
+!! フィルタランプレフィックス`:filter`と`:and`/`+`の比較
+
+<<.op :filter>>フィルタランプレフィックスの機能は、<<.op :and>>プレフィックス(エイリアス<<.op +>>)と一部重複しています。上記のフィルタ式にはすべて、次の2 つのプロパティがあることに注意してください: 
+
+# フィルタ式の先頭では、インプットタイトル(つまり、`get[text]length[]`、`links[]`、`<index>remainder[2]`、`{!!quantity}`)が変換されます。
+# フィルタ式の最後では、インプット項目が何らかの条件(つまり`compare`、`is`)を満たす場合にのみアウトプットに送信されます。
+
+<<.op :filter>>プレフィックスの目的はプロパティ#1によってインプットタイトルが変換されるにもかかわらず、元のインプットタイトルを返すことです。こうすることで、"何らかの条件を満たす"チェックを元のインプット以外のものに対して実行できます。一部のフィルタ式でプロパティ#1が必要ない場合は、代わりに<<.op :and>>プレフィックスを使用できます。
+
+| <<.op :filter>> | <<.op :and>> |
+|^<<.operator-example c1.1 "[tag[HelloThere]] :filter[get[text]length[]compare:integer:gteq[1000]]">>|^<<.operator-example c1.2 "[tag[HelloThere]] :and[get[text]length[]compare:integer:gteq[1000]]">>|
+|^<<.operator-example c2.1 "[tag[Features]] :filter[links[]!is[shadow]is[missing]]">>|^<<.operator-example c2.2 "[tag[Features]] :and[links[]!is[shadow]is[missing]]">>|
+|!結果は同じ|<|
+|^<<.operator-example c3.1 "cat can bat bug :filter[suffix[at]minlength[3]]">>|^<<.operator-example c3.2 "cat can bat bug :and[suffix[at]minlength[3]]">>|

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Filter Filter Run Prefix.tid

@@ -0,0 +1,34 @@
+created: 20211129022455873
+from-version: 5.1.23
+modified: 20250314105047035 
+original-modified: 20230710073334078
+rp-input: これまでのすべてのランのフィルタアウトプット
+rp-output: フィルタランが空でないインプットタイトル
+rp-purpose: フィルタランアウトプットが空のリストであるすべてのインプットタイトルを除外
+tags: [[Named Filter Run Prefix]]
+title: Filter Filter Run Prefix
+ja-title: filterフィルタランプレフィックス
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( ":filter" | - )
+[["ラン"|"Filter Run"]]
+"""/>
+
+これまでのフィルタアウトプットをインプットとして受け取ります。次のランはインプットの各タイトルに対して評価され、アウトプットが空のリストであるすべてのインプットタイトルが除かれます。
+
+フィルタラン内では、<<.var currentTiddler>>変数は処理中のTiddlerのタイトルに設定されていることに注意してください。これにより、`:filter[{!!price}multiply{!!cost}compare:integer:gteq[5]]`のようなフィルタランを計算に使用できるようになります。ラン外のcurrentTiddlerの値は、<<.var ..currentTiddler>>変数で使用できます。
+
+フィルターラン内では、次の変数を使用できます: 
+
+* <<.var currentTiddler>> - インプットタイトル
+* <<.var ..currentTiddler>> - フィルタラン外の変数`currentTiddler`の値。
+* <<.var index>> - <<.from-version "5.2.1">> 現在のリスト項目の数値インデックス(リストの最初の項目はゼロです)。
+* <<.var revIndex>> - <<.from-version "5.2.1">> 現在のリスト項目の逆数値インデックス(リストの最後の項目はゼロです)。
+* <<.var length>> - <<.from-version "5.2.1">> インプットリストの長さの合計。
+
+<<.tip "名前付きフィルタランプレフィックス`:filter`を、この演算子は、すべてのインプットタイトルにサブフィルタを適用し、サブフィルタから空の結果を返すタイトルを除外する[[filterオペレータ|filter Operator]]と比べてください。">>
+
+[[filterフィルタランプレフィックス(例)|Filter Filter Run Prefix (Examples)]]

package/editions/ja-JP/tiddlers/filters/syntax/Filter Parameter.tid

@@ -0,0 +1,40 @@
+created: 20150220152540000
+modified: 20250223102930110
+original-modified: 20240708202234843
+tags: [[Filter Step]]
+title: Filter Parameter
+ja-title: フィルタパラメータ
+type: text/vnd.tiddlywiki
+
+<$railroad text="""
+\start none
+\end none
+( "[" [: <-"ハード"-> /"]以外"/] "]"
+  |
+  "{" [: <-"間接"-> /"}以外"/] "}"
+  |
+  "<" [: <-"変数"-> /">以外"/] ">"
+)
+"""/>
+
+[[フィルタオペレータ|Filter Operators]]のパラメーターは次のようになります: 
+
+;<<.def ハード>>
+: `[パラメータ例]`
+: パラメータは、角括弧内のテキストそのものです。
+;<<.def ソフト>>
+: <<.def 間接>>
+:: `{パラメータ例}`
+:: パラメータは、中括弧内の名前の[[テキスト参照|TextReference]]によって示されるテキスト、つまり、指定されたTiddlerの[[フィールド|TiddlerFields]]、または指定された[[データTiddler|DataTiddlers]]のプロパティの値です。
+: <<.def 変数>>
+:: `<パラメータ例>`
+:: パラメータは、山括弧内の[[変数|Variables]]の現在値です。マクロパラメータは、v5.2.0まではサポートされて<<.em いません>>。
+::<<.from-version "5.2.0">> リテラルマクロパラメータがサポートされています。例: `[<now [UTC]YYYY0MM0DD0hh0mm0ssXXX>]`。
+
+<<.note """すべての[[フィルタオペレータ|filter Operator]]の後にはパラメータ式が続く必要があります。[[パラメータの無いオペレータ|Operators without parameters]]の場合、その式は空になります(`[<currentTiddler>links[]]`のフィルタオペレータ<<.olink links>>と同様)。""">>
+
+---
+
+<<.from-version "5.1.23">>  [[フィルタステップ|Filter Step]]では、`,`文字で区切られた複数のパラメータがサポートされます。
+
+例えば: `[param1],[param2]`や`<param1>,{param2}`