ruby-japanize 0.1.0

data/sample/export.rb

@@ -0,0 +1,44 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# メソッドの可視性
+# 出力:
+#	甲乙
+#	甲
+
+組(:甲) {
+  公開 :整形して印字
+  定義(:丙) {
+    印字 "丙\n"
+  }
+  秘密 :丙
+
+  定義(:丁) {
+    印字 "丁の中で"
+    丙()
+  }
+}
+
+定義(:甲乙) {
+  印字 "甲乙\n"
+}
+
+ある甲 = 甲.新規
+#甲.秘密 :整形して印字
+組(:甲) {
+  公開 :甲乙                    # 甲乙の可視性を再定義
+}
+ある甲.甲乙
+ある甲.整形して印字 "%s\n", 甲
+
+ある甲.丁
+
+組(:乙, 原型: 甲) {
+  定義(:丁) {
+    super()                     # superは日本語化できなかった
+    丙()
+  }
+}
+
+乙.新規.丁

data/sample/fact.rb

@@ -0,0 +1,17 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+定義(:階乗) {|ある数|
+  もし条件が{ ある数 == 0 }.であるなら{
+    1
+  }.でなければ{
+    階乗 = 1
+    ある数.降順(1) {|数|
+      階乗 *= 数
+    }
+    階乗
+  }.である
+}
+
+印字 階乗(スクリプトの引数[0].整数に変換), "\n"

data/sample/fib.rb

@@ -0,0 +1,13 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+定義(:フィボナッチ数) {|ある数|
+  もし条件が{ ある数 < 2 }.であるなら{
+    ある数
+  }.でなければ{
+    フィボナッチ数(ある数 - 2) + フィボナッチ数(ある数 - 1)
+  }.である
+}
+
+印字 フィボナッチ数(20), "\n"

data/sample/freq.rb

@@ -0,0 +1,17 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 単語の出現回数を一覧で表示する
+# 使い方: ruby freq.rb ファイル..
+行 = 無値                       # 繰り返しの条件がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく必要がある
+出現回数 = 連想配列.新規(0)
+この条件なら{ 行 = 行を取得 }.繰り返す{
+  行.走査(/[[:word:]]+/) {|単語|
+    出現回数[単語] += 1
+  }
+}
+
+出現回数.キーの一覧.整列.個別に{|単語|
+  印字 単語, " -- ", 出現回数[単語], "\n"
+}

data/sample/fullpath.rb

@@ -0,0 +1,29 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# ls-lRのファイル名を完全なパスに変換
+
+ファイルへの経路 = 無値         # 肯否分岐がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく
+もし条件が{ スクリプトの引数[0] =~ /-p/ }.であるなら{
+  スクリプトの引数.先頭から取り出す
+  ファイルへの経路 = スクリプトの引数.先頭から取り出す
+}.である
+
+もし条件が{ ファイルへの経路 == 無値 }.であるなら{
+  ファイルへの経路 = ""
+}.もし条件が{ ファイルへの経路 !~ %r|/$| }.であるなら{
+  ファイルへの経路 += "/"
+}.である
+
+行 = 無値                       # 繰り返しの条件がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく
+この条件なら{ 行 = 行を取得 }.繰り返す{
+  この値が{
+    行
+  }.もし{ /:$/ }.であるなら{
+    ファイルへの経路 = 行.末尾を切り落す.末尾を切り落す + "/"
+  }.もし{ /^total/ }.か{ /^d/ }.であるなら{
+  }.もし{ /^(.*\d )(.+)$/ }.であるなら{|正規表現が最後に一致した結果| # 条件分岐は $~ にアクセスできないので、結果を手続きの引数で受け取る
+    印字(正規表現が最後に一致した結果[1], ファイルへの経路, 正規表現が最後に一致した結果[2], "\n")
+  }
+}

data/sample/less.rb

@@ -0,0 +1,19 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+日本語の定数 :伸長コマンド, "/usr/bin/zcat"
+日本語の定数 :閲覧コマンド, "/usr/bin/less"
+
+あるファイル = スクリプトの引数.取り出す
+選択肢の一覧 = もし条件が{ スクリプトの引数.長さ == 0 }.であるなら{ "" }.でなければ{ スクリプトの引数.結合(" ") }.である
+
+もし条件が{ あるファイル =~ /\.(Z|gz)$/ }.であるなら{
+  外部のプログラムを上書き実行する(整形("%s %s | %s %s", 伸長コマンド, あるファイル, 閲覧コマンド, 選択肢の一覧))
+}.もし条件が{ あるファイル == 無値 }.であるなら{
+  外部のプログラムを上書き実行する(整形("%s %s", 閲覧コマンド, 選択肢の一覧))
+}.でなければ{
+  印字(整形("%s %s %s", 閲覧コマンド, 選択肢の一覧, あるファイル), "\n")
+  外部のプログラムを上書き実行する(整形("%s %s %s", 閲覧コマンド, 選択肢の一覧, あるファイル))
+}.である
+終了()

data/sample/list.rb

@@ -0,0 +1,86 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 連結リストの例
+
+組(:私家版の要素) {
+  # 物の初期化は 組#新規 から呼ばれる
+  定義(:初期化) {|項目|
+    # @変数 は生成物の変数、宣言は不要
+    @情報 = 項目
+    @次 = 無値
+  }
+
+  定義(:情報) {
+    @情報
+  }
+
+  定義(:次) {
+    @次
+  }
+
+  # この操作は ``物.次 = 値'' で起動される
+  定義(:次=) {|新しい要素|
+    @次 = 新しい要素
+  }
+}
+
+組(:私家版のリスト) {
+  定義(:リストに追加する) {|ある物|
+    要素 = 私家版の要素.新規(ある物)
+    もし条件が{ @先頭 }.であるなら{
+      @末尾.次 = 要素
+    }.でなければ{
+      @先頭 = 要素
+    }.である
+    @末尾 = 要素
+  }
+
+  定義(:個別に) {|&塊|
+    要素 = @先頭
+    この条件なら{ 要素 }.繰り返す{
+      塊[要素]
+      要素 = 要素.次
+    }
+  }
+
+  # この操作は物を文字列に変換する。
+  # 再定義すると印字に影響する。
+  定義(:文字列に変換) {
+    ある文字列 = "<私家版のリスト:\n"
+    個別に{|要素|
+      # ``ある文字列 = ある文字列 + 要素.情報.文字列に変換 + "\n"''の短縮形
+      ある文字列 += 要素.情報.文字列に変換 + "\n"
+    }
+    ある文字列 += ">"
+    ある文字列
+  }
+}
+
+組(:点) {
+  定義(:初期化) {|x, y|
+    @x = x; @y = y
+    自分
+  }
+
+  定義(:文字列に変換) {
+    文字列に整形("%d@%d", @x, @y)
+  }
+}
+
+# 大域変数の名前は`$'で始まる
+$リスト1 = 私家版のリスト.新規
+$リスト1.リストに追加する(10)
+$リスト1.リストに追加する(20)
+$リスト1.リストに追加する(点.新規(2, 3))
+$リスト1.リストに追加する(点.新規(4, 5))
+$リスト2 = 私家版のリスト.新規
+$リスト2.リストに追加する(20)
+$リスト2.リストに追加する(点.新規(4, 5))
+$リスト2.リストに追加する($リスト1)
+
+# 操作の引数の前後の括弧は曖昧でなければ省略できる
+印字 "リスト1:\n", $リスト1, "\n"
+印字 "リスト2:\n", $リスト2, "\n"
+

data/sample/list2.rb

@@ -0,0 +1,22 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 連結リスト(?)の例 -- 短縮版
+
+組(:点) {
+  定義(:初期化) {|x, y|
+    @x = x; @y = y
+    自分
+  }
+
+  定義(:文字列に変換) {
+    文字列に整形("%d@%d", @x, @y)
+  }
+}
+
+リスト1 = [10, 20, 点.新規(2, 3), 点.新規(4, 5)]
+リスト2 = [20, 点.新規(4, 5), リスト1]
+印字("リスト1:\n", リスト1.結合("\n"), "\n")
+印字("リスト2:\n", リスト2.結合("\n"), "\n")
+

data/sample/list3.rb

@@ -0,0 +1,23 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 連結リスト(?)の例 -- 短縮版
+# 検査を使う
+
+組(:点) {
+  定義(:初期化) {|x, y|
+    @x = x; @y = y
+    自分
+  }
+
+  定義(:文字列に変換) {
+    文字列に整形("%d@%d", @x, @y)
+  }
+}
+
+リスト1 = [10, 20, 点.新規(2, 3), 点.新規(4, 5)]
+リスト2 = [20, 点.新規(4, 5), リスト1]
+印字("リスト1: ", リスト1.検査, "\n")
+印字("リスト2: ", リスト2.検査, "\n")
+

data/sample/mine.rb

@@ -0,0 +1,204 @@
+#!/usr/bin/ruby
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+組(:ゲーム盤) {
+  定義(:消去) {
+    印字 "\e[2J"
+  }
+
+  定義(:位置) {|横, 縦|
+    整形して印字 "\e[%d;%dH", 縦 + 1, 横 * 2 + 1
+  }
+
+  定義(:色付きの文字列) {|色の番号, ある文字列|
+    整形して印字 "\e[%dm%s\e[0m", 色の番号, ある文字列
+  }
+
+  定義(:配置) {|横, 縦, 色の番号, ある文字列|
+    位置(横, 縦); 色付きの文字列(色の番号, ある文字列) # 引数の 色の番号 を使ってないバグを直した
+    位置(0, @縦幅); 印字 "残り:", @印の残数, "/", @未開の残数, "   "
+    位置(横, 縦)
+  }
+
+  秘密 :消去, :位置, :色付きの文字列, :配置
+
+  # 日本語の定数の実態はクラスメソッドなので、インスタンスメソッドから
+  # 参照するときは 生成元:: を付ける必要がある
+  日本語の定数 :登場人物, [ "・", "１", "２", "３", "４", "５", "６", "７", "８", "★", "●", "@@" ]
+  日本語の定数 :配色, [ 46, 43, 45 ] # 既定, 開いた, 終わった
+
+  定義(:初期化) {|縦幅, 横幅, 爆弾の数|
+    @縦幅 = 縦幅; @横幅 = 横幅; @爆弾の数 = 爆弾の数
+    最初からやり直す
+  }
+
+  定義(:最初からやり直す) {
+    乱数の種を設定
+    @横の現在地 = 0; @縦の現在地 = 0; @印の残数 = @爆弾の数
+    @終わった = 偽値
+    @情報 = 配列.新規(@縦幅 * @横幅)
+    @状態 = 配列.新規(@縦幅 * @横幅)
+    @未開の残数 = @縦幅 * @横幅
+    @未開の残数.回{|数| @情報[数] = 0 }
+    @爆弾の数.回{
+      循環{|制御|
+        位置 = 乱数(@未開の残数 - 1)
+        もし条件が{ @情報[位置] == 0 }.であるなら{
+          @情報[位置] = 1
+          制御.終わる
+        }.である
+      }
+    }
+    消去; 位置(0, 0)
+    @縦幅.回{|縦| 位置(0, 縦); 色付きの文字列(生成元::配色[0], 生成元::登場人物[0] * @横幅) }
+    位置(@横の現在地, @縦の現在地)
+  }
+
+  定義(:印を付ける) {
+    領域{|制御|
+      もし条件が{ @状態[@横幅 * @縦の現在地 + @横の現在地] != 無値 }.であるなら{ 制御.戻る }.である
+      @状態[@横幅 * @縦の現在地 + @横の現在地] = :印
+      @印の残数 -= 1
+      @未開の残数 -= 1
+      配置(@横の現在地, @縦の現在地, 生成元::配色[1], 生成元::登場人物[9])
+    }
+  }
+
+  定義(:開く) {|横=@横の現在地, 縦=@縦の現在地|
+    # 爆弾があればゲームオーバー
+    領域{|制御|
+      もし条件が{ @状態[@横幅 * 縦 + 横] == :開  }.であるなら{ 制御.戻る }.である # 意味の無い戻り値を消した
+      もし条件が{ @状態[@横幅 * 縦 + 横] == 無値 }.であるなら{ @未開の残数 -= 1 }.である
+      もし条件が{ @状態[@横幅 * 縦 + 横] == :印  }.であるなら{ @印の残数 += 1 }.である
+      @状態[@横幅 * 縦 + 横] = :開
+      もし条件が{ 取得(横, 縦) == 1 }.であるなら{ @終わった = 真値 }.である
+      数 = 数える(横, 縦)
+      配置(横, 縦, 生成元::配色[1], 生成元::登場人物[数])
+      もし条件が{ 数 != 0 }.であるなら{ 制御.戻る }.である
+      もし条件が{ 横 > 0         && 縦 > 0         }.であるなら{ 開く(横 - 1, 縦 - 1) }.である
+      もし条件が{                   縦 > 0         }.であるなら{ 開く(横,     縦 - 1) }.である
+      もし条件が{ 横 < @横幅 - 1 && 縦 > 0         }.であるなら{ 開く(横 + 1, 縦 - 1) }.である
+      もし条件が{ 横 > 0                           }.であるなら{ 開く(横 - 1, 縦    ) }.である
+      もし条件が{ 横 < @横幅 - 1                   }.であるなら{ 開く(横 + 1, 縦    ) }.である
+      もし条件が{ 横 > 0         && 縦 < @縦幅 - 1 }.であるなら{ 開く(横 - 1, 縦 + 1) }.である
+      もし条件が{                   縦 < @縦幅 - 1 }.であるなら{ 開く(横,     縦 + 1) }.である
+      もし条件が{ 横 < @横幅 - 1 && 縦 < @縦幅 - 1 }.であるなら{ 開く(横 + 1, 縦 + 1) }.である
+      位置(@横の現在地, @縦の現在地)
+    }
+  }
+
+  定義(:取得) {|横, 縦|
+    # (横,縦)の位置の爆弾の数(0または1)を返す
+    もし条件が{ 横 < 0 }.であるなら{
+      0
+    }.もし条件が{ 横 >= @横幅 }.であるなら{
+      0
+    }.もし条件が{ 縦 < 0 }.であるなら{
+      0
+    }.もし条件が{ 縦 >= @縦幅 }.であるなら{
+      0
+    }.でなければ{
+      @情報[縦 * @横幅 + 横]
+    }.である
+  }
+
+  定義(:数える) {|横, 縦|
+    # (横,縦)に隣接する爆弾の数を返す
+    [ 取得(横 - 1, 縦 - 1), 取得(横, 縦 - 1), 取得(横 + 1, 縦 - 1),
+      取得(横 - 1, 縦    ),                   取得(横 + 1, 縦    ),
+      取得(横 - 1, 縦 + 1), 取得(横, 縦 + 1), 取得(横 + 1, 縦 + 1)
+    ].合計
+  }
+
+  定義(:終わる) {|勝った|
+    中断する
+    もし条件が{ 勝った }.でなければ{
+      位置(@縦の現在地, @横の現在地); 印字 生成元::登場人物[11]
+    }.である
+    位置(0, @縦幅)
+    もし条件が{ 勝った }.であるなら{
+      印字 "*** 勝ちました !! ***"
+    }.でなければ{
+      印字 "*** 負けました ***"
+    }.である
+  }
+
+  秘密 :取得, :数える, :終わる  # 外部から参照しない操作を秘密に変えた
+
+  定義(:終わったか?) {
+    # 終了処理も呼び出す
+    余りが無い = (@印の残数 + @未開の残数 == 0)
+    もし条件が{ @終わった || 余りが無い }.であるなら{
+      終わる(余りが無い)
+      真値
+    }.でなければ{
+      偽値
+    }.である
+  }
+
+  定義(:中断する) {
+    # 盤面を全て見せる
+    @縦幅.回{|縦|
+      位置(0, 縦)
+      @横幅.回{|横|
+        色付きの文字列(もし条件が{ @状態[縦 * @横幅 + 横] == :印 }.であるなら{ 生成元::配色[1] }.でなければ{ 生成元::配色[2] }.である,
+                       もし条件が{ 取得(横, 縦) == 1 }.であるなら{ 生成元::登場人物[10] }.でなければ{ 生成元::登場人物[数える(横, 縦)] }.である)
+      }
+    }
+  }
+
+  定義(:下へ進む) {
+    もし条件が{ @縦の現在地 < @縦幅 - 1 }.であるなら{ @縦の現在地 += 1; 位置(@横の現在地, @縦の現在地) }.である
+  }
+
+  定義(:上へ進む) {
+    もし条件が{ @縦の現在地 > 0 }.であるなら{ @縦の現在地 -= 1; 位置(@横の現在地, @縦の現在地) }.である
+  }
+
+  定義(:左へ進む) {
+    もし条件が{ @横の現在地 > 0 }.であるなら{ @横の現在地 -= 1; 位置(@横の現在地, @縦の現在地) }.である
+  }
+
+  定義(:右へ進む) {
+    もし条件が{ @横の現在地 < @横幅 - 1 }.であるなら{ @横の現在地 += 1; 位置(@横の現在地, @縦の現在地) }.である
+  }
+}
+
+あるゲーム盤 = ゲーム盤.新規(10, 10, 10)
+外部のコマンドを実行する("stty raw -echo")
+領域{|制御|
+  制御.本処理{
+    循環{|制御|
+      この値が{
+        標準入力.文字を取得
+      }.もし{ ?n }.であるなら{  # new game
+        あるゲーム盤.最初からやり直す
+      }.もし{ ?m }.であるなら{  # mark
+        あるゲーム盤.印を付ける
+      }.もし{ ?j }.であるなら{
+        あるゲーム盤.下へ進む
+      }.もし{ ?k }.であるなら{
+        あるゲーム盤.上へ進む
+      }.もし{ ?h }.であるなら{
+        あるゲーム盤.左へ進む
+      }.もし{ ?l }.であるなら{
+        あるゲーム盤.右へ進む
+      }.もし{ ?\s }.であるなら{
+        あるゲーム盤.開く
+      }.もし{ ?q }.か{ ?\C-c }.であるなら{ # quit game
+        あるゲーム盤.中断する
+        制御.終わる
+      }.である
+      もし条件が{ あるゲーム盤.終わったか? }.であるなら{
+        もし条件が{ 標準入力.文字を取得 == ?q }.であるなら{ 制御.終わる }.である
+        あるゲーム盤.最初からやり直す
+      }.である
+    }
+  }
+  制御.後始末{
+    外部のコマンドを実行する("stty -raw echo")
+  }
+}
+印字 "\n"

data/sample/mkproto.rb

@@ -0,0 +1,33 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+$/ = 無値
+行 = 無値                       # 繰り返しの条件がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく必要がある
+この条件なら{ 行 = 行を取得 }.繰り返す{|制御|
+  もし条件が{ /^((void|VALUE|int|char *\*|ID|struct \w+ *\*|st_table *\*) *)?\n(\w+)\(.*\)\n\s*((.+;\n)*)\{/ =~ 行 }.であるなら{
+    行 = $'
+    整形して印字 "%s %s(", $2, $3
+    引数の一覧 = []
+    $4.分割(/;\n\s*/).個別に{|引数|
+      引数.全置換!(/ +/, ' ')
+      もし条件が{ 引数 =~ /,/ }.であるなら{
+        型 = 無値               # 肯否分岐がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく必要がある
+        もし条件が{ 引数 =~ /(([^*]+) *\** *\w+),/ }.であるなら{
+          型 = $2.空白を削る
+          引数の一覧.付け足す $1.空白を削る
+          引数 = $'
+        }.でなければ{
+          型 = ""
+        }.である
+        この条件なら{ 引数.置換!(/(\** *\w+)(,|$)/, "") && $~ }.繰り返す{
+          引数の一覧.付け足す 型 + " " + $1.空白を削る
+        }
+      }.でなければ{
+        引数の一覧.付け足す 引数.空白を削る
+      }.である
+    }
+    整形して印字 "%s);\n", 引数の一覧.結合(', ')
+    制御.やり直す
+  }.である
+}

data/sample/mpart.rb

@@ -0,0 +1,48 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 複数に分割する
+# 使い方: mpart.rb [-行数] ファイル..
+
+行数 = 1000
+
+もし条件が{ スクリプトの引数[0] =~ /^-(\d+)$/ }.であるなら{
+  行数 = $1.整数に変換
+  スクリプトの引数.先頭から取り出す
+}.である
+
+元の名前 = スクリプトの引数[0]
+拡張子 = "part"
+
+分割 = 1
+行 = 0
+
+ファイルの行 = 0
+(入力ファイル = ファイルを開く(元の名前)).個別に{
+  ファイルの行 = ファイルの行 + 1
+}
+入力ファイル.閉じる
+
+分割数 = ファイルの行 / 行数 + 1
+
+出力ファイル = 無値             # 繰り返しや肯否分岐がスコープを作るので、あらかじめローカル変数を初期化しておく必要がある
+(入力ファイル = ファイルを開く(元の名前)).個別に{|内容|
+  もし条件が{ 行 == 0 }.であるなら{
+    出力ファイル = ファイルを開く(文字列に整形("%s.%s%02d", 元の名前, 拡張子, 分割), "w")
+    整形して印字(出力ファイル, "%s part%02d/%02d\n", 元の名前, 分割, 分割数)
+    出力ファイル.書く("BEGIN--cut here--cut here\n")
+  }.である
+  出力ファイル.書く(内容)
+  行 = 行 + 1
+  もし条件が{ 行 >= 行数 && ! 入力ファイル.終端か? }.であるなら{
+    出力ファイル.書く("END--cut here--cut here\n")
+    出力ファイル.閉じる
+    分割 = 分割 + 1
+    行 = 0
+  }.である
+}
+出力ファイル.書く("END--cut here--cut here\n")
+出力ファイル.閉じる
+
+入力ファイル.閉じる

data/sample/occur.rb

@@ -0,0 +1,17 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 単語の出現回数を一覧で表示する
+# 使い方: ruby occur.rb ファイル..
+行 = 無値                       # 繰り返しの条件がスコープを作るので、あらかじめ局所変数を初期化しておく必要がある
+出現回数 = 連想配列.新規(0)
+この条件なら{ 行 = 行を取得 }.繰り返す{
+  行.分割(/[^[:word:]]+/).個別に{|単語|
+    出現回数[単語] += 1
+  }
+}
+
+出現回数.キーの一覧.整列!.個別に{|単語|
+  印字 単語, " -- ", 出現回数[単語], "\n"
+}

data/sample/occur2.rb

@@ -0,0 +1,17 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+# 単語の出現回数を一覧で表示する
+# 使い方: ruby occur2.rb ファイル..
+出現回数 = {}
+スクリプトの入力.行毎に{|行|
+  行.分割(/[^[:word:]]+/).個別に{|単語|
+    出現回数[単語] ||= 0
+    出現回数[単語] += 1
+  }
+}
+
+出現回数.キーの一覧.整列!.個別に{|単語|
+  整形して印字("%s -- %d\n", 単語, 出現回数[単語])
+}

data/sample/philos.rb

@@ -0,0 +1,57 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+#
+# 食事する哲学者の問題 - スレッドの例
+#
+
+乱数の種を設定
+#乱数の種を設定
+日本語の定数 :人数, 9           # 哲学者の人数
+$分岐の一覧 = []
+(0..人数-1).個別に{|番号|
+  $分岐の一覧[番号] = スレッド::相互排他制御.新規
+}
+$状態 = "-o"*人数
+
+定義(:待つ) {
+  休止 乱数(20)/10.0
+}
+
+定義(:考える) {|番号|
+  待つ
+}
+
+定義(:食べる) {|番号|
+  待つ
+}
+
+定義(:哲学者) {|番号|
+  この条件なら{ 真値 }.繰り返す{|制御|
+    考える 番号
+    $分岐の一覧[番号].獲得
+    もし条件が{ ! $分岐の一覧[(番号+1)%人数].可能なら獲得 }.であるなら{
+      $分岐の一覧[番号].解放
+      制御.次へ進む
+    }.である
+    $状態[番号*2] = ?|
+    $状態[(番号+1)%人数*2] = ?|
+    $状態[番号*2+1] = ?*
+    印字 $状態, "\n"
+    食べる(番号)
+    $状態[番号*2] = ?-
+    $状態[(番号+1)%人数*2] = ?-
+    $状態[番号*2+1] = ?o
+    印字 $状態, "\n"
+    $分岐の一覧[番号].解放
+    $分岐の一覧[(番号+1)%人数].解放
+  }
+}
+
+(0..人数-1).個別に{|番号|
+  スレッド.開始(番号) {|数| 哲学者(数) }
+  休止 0.1
+}
+
+休止

data/sample/pi.rb

@@ -0,0 +1,20 @@
+# -*- coding: utf-8 -*-
+
+require 'japanize'
+
+k, a, b, a1, b1 = 2, 4, 1, 12, 4
+
+循環{
+  # 次の近似
+  p, q, k = k * k, 2 * k + 1, k + 1
+  a, b, a1, b1 = a1, b1, p * a + q * a1, p * b + q * b1
+
+  d = a / b
+  d1 = a1 / b1
+  この条件なら{ d == d1 }.繰り返す{
+    印字 d
+    標準出力.書き込む
+    a, a1 = 10 * (a % b), 10 * (a1 % b1)
+    d, d1 = a / b, a1 / b1
+  }
+}