adlint 1.6.0 → 1.8.0

data/share/doc/users_guide_ja.texi

@@ -2,7 +2,7 @@
 @setfilename users_guide_ja.info
 @documentlanguage ja
 @documentencoding utf-8
-@settitle AdLint 1.6.0 利用者ガイド
+@settitle AdLint 1.8.0 利用者ガイド
 
 @copying
 Copyright (C) 2010-2012, OGIS-RI Co.,Ltd.
@@ -2598,7 +2598,7 @@ context_line
 * W0535::for 文の制御式の中にカンマ演算子が使われています。
 * W0538::この default ラベルは、switch 文内の最後のラベルではありません。
 * W0540::空の仮引数並びの関数が定義されています。`void' が省略されています。
-* W0541::この関数には C コードとインラインアセンブリコードが混在しています。
+* W0541::マクロで隠蔽されないインラインアセンブリコードです。
 * W0542::関数宣言の仮引数の一部にのみ識別子が存在します。
 * W0543::この関数宣言における仮引数の識別子は、以前の宣言の仮引数の識別子と異なります。
 * W0544::関数宣言の仮引数の識別子と関数ポインタの宣言の仮引数の識別子が異なります。
@@ -2663,8 +2663,8 @@ context_line
 * W0627::一行に、空文(`;' だけの文)が、他のコードの後にあります。
 * W0628::関数 `%s' が定義されていますが、このプロジェクトでは使われていません。
 * W0629::static 関数 `%s()' は、この翻訳単位の中で使われていません。
-* W0632::`#include <%s>' の中で `''、`"' または `/*' を使うと、未定義の動作になります。
-* W0633::`#include "%s"' の中で `'' や `/*' を使うと、未定義の動作になります。
+* W0632::`#include <%s>' の中で ' や " 文字を使うと、未定義の動作になります。
+* W0633::`#include "%s"' の中で ' 文字を使うと、未定義の動作になります。
 * W0634::`#include' 行の中で `\' を使っています。パス区切り文字としては `/' を勧めます。
 * W0635::%s 番目の変換指定子と、対応する実引数の型が合いません。
 * W0636::%s 番目の変換指定子に対応する実引数が存在しません。
@@ -23916,7 +23916,7 @@ void func() /* W0540 */
 
 @subsection メッセージ本文
 
-この関数には C コードとインラインアセンブリコードが混在しています。
+マクロで隠蔽されないインラインアセンブリコードです。
 
 @subsection 内容
 
@@ -23925,6 +23925,8 @@ void func() /* W0540 */
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
+#define ASM_CODE asm("movl %ecx, %eax")
+
 void foo(int arg1, int *arg2, int arg3)
 {
     asm("movl %ecx, %eax"); /* W0541 */
@@ -23934,6 +23936,8 @@ void foo(int arg1, int *arg2, int arg3)
         xorl eax, eax
     }
 
+    ASM_CODE; /* OK */
+
     __asm__ volatile ( /* W0541 */
             "int $0x80"
             : "=a" (r)
@@ -25656,18 +25660,17 @@ union UNI { /* W0606 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 明らかに負になることが明らかな整数は、負の数として扱われることが想定されます。
 そのような値が符号無し型に変換されることで意図しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-int a = func();
-
-if (a < 0) {
-    unsigned int b = a; /* W0607 */
+void func(int a)
+{
+    if (a < 0) {
+        unsigned int b = (unsigned int) a; /* W0607 */
+    }
 }
 @end verbatim
 
@@ -25679,7 +25682,7 @@ if (a < 0) {
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0608
 @section W0608
@@ -25691,16 +25694,20 @@ if (a < 0) {
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 明らかに負になることが明らかな整数は、負の数として扱われることが想定されます。
 そのような値が符号無し型に変換されることで意図しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+void fuu(int a)
+{
+    unsigned char b;
+
+    if (a < 256) {
+        b = (unsigned char) a; /* W0608 */
+    }
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -25711,7 +25718,7 @@ if (a < 0) {
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0609
 @section W0609
@@ -26054,15 +26061,19 @@ int foo(void)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 @code{typedef} 宣言はヘッダファイル内でのみ行うべきです。このような記述は保守性を低下させます。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+typedef int *INT_PTR; /* W0625 */
+
+extern INT_PTR func(void);
+
+INT_PTR func(void)
+{
+    return 0;
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -26071,7 +26082,7 @@ int foo(void)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0626
 @section W0626
@@ -26218,31 +26229,28 @@ int func2(void)
 
 @subsection メッセージ本文
 
-`#include <%s>' の中で `''、`"' または `/*' を使うと、未定義の動作になります。
+`@code{#include <%s>}' の中で ' や " 文字を使うと、未定義の動作になります。
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 `@code{'}'、`@code{"}' または `@code{/*}' を @code{#include} 文で使用すると、未定義の動作になります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+#include <NG'_header.h> /* W0632 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
 
 @itemize
-@item @ref{W0633} `#include "%s"' の中で `'' や `/*' を使うと、未定義の動作になります。
+@item @ref{W0633} `#include "%s"' の中で ' 文字を使うと、未定義の動作になります。
 @item @ref{W0634} `#include' 行の中で `\' を使っています。パス区切り文字としては `/' を勧めます。
 @end itemize
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0633
 @section W0633
@@ -26250,31 +26258,28 @@ int func2(void)
 
 @subsection メッセージ本文
 
-`@code{#include "%s"}' の中で `@code{'}' や `@code{/*}' を使うと、未定義の動作になります。
+`@code{#include "%s"}' の中で ' 文字を使うと、未定義の動作になります。
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
-`@code{'}'、`@code{"}' または `@code{/*}' を @code{#include} 文で使用すると、未定義の動作になります。
+`@code{'}' を @code{#include} 文で使用すると、未定義の動作になります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+#include "NG'_header.h" /* W0633 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
 
 @itemize
-@item @ref{W0632} `#include <%s>' の中で `''、`"' または `/*' を使うと、未定義の動作になります。
+@item @ref{W0632} `#include <%s>' の中で ' や " 文字を使うと、未定義の動作になります。
 @item @ref{W0634} `#include' 行の中で `\' を使っています。パス区切り文字としては `/' を勧めます。
 @end itemize
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0634
 @section W0634
@@ -26286,27 +26291,25 @@ int func2(void)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 @code{\} は PC 環境におけるパス区切り文字であり、@code{#include} 文で使用することで移植性を損ないます。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+#include "..\ng\header.h" /* W0634 */
+#include "..\\ng\\header.h" /* W0634 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
 
 @itemize
-@item @ref{W0632} `#include <%s>' の中で `''、`"' または `/*' を使うと、未定義の動作になります。
-@item @ref{W0633} `#include "%s"' の中で `'' や `/*' を使うと、未定義の動作になります。
+@item @ref{W0632} `#include <%s>' の中で ' や " 文字を使うと、未定義の動作になります。
+@item @ref{W0633} `#include "%s"' の中で ' 文字を使うと、未定義の動作になります。
 @end itemize
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0635
 @section W0635
@@ -26552,15 +26555,18 @@ register 付きで宣言された配列のアドレスを得ることは不可
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 未定義の動作のため、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-register int arr1[3]; /* W0642 */
-int* p = arr1;
+void func(void)
+{
+    register int a[3];
+
+    int *p1 = a; /* W0642 */
+    int *p2 = &a[1]; /* W0642 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -26574,7 +26580,7 @@ int* p = arr1;
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0643
 @section W0643
@@ -29461,14 +29467,15 @@ for (i = j = 0; i < 10; j++) {
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は誤りの可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-x = (a + b) > (c > d); /* W0711 */
+int func(int a, int b, int c, int d)
+{
+    return (a + b) > (c > d); /* W0711 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29480,7 +29487,7 @@ x = (a + b) > (c > d); /* W0711 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0712
 @section W0712
@@ -29492,14 +29499,15 @@ x = (a + b) > (c > d); /* W0711 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は誤りの可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-x = (a > b) > (c + d); /* W0712 */
+int func(int a, int b, int c, int d)
+{
+    return (a > b) > (c + d); /* W0712 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29511,7 +29519,7 @@ x = (a > b) > (c + d); /* W0712 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0713
 @section W0713
@@ -29523,14 +29531,15 @@ x = (a > b) > (c + d); /* W0712 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は誤りの可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
+int func(int a, int b, int c, int d)
+{
+    return (a > b) > (c > d); /* W0713 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29542,7 +29551,7 @@ x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0714
 @section W0714
@@ -29554,15 +29563,15 @@ x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は誤りの可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+int func(int a, int b, int c, int d)
+{
+    return (a > b) & (c > d); /* W0714 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29576,7 +29585,7 @@ x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0715
 @section W0715
@@ -29588,15 +29597,15 @@ x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は誤りの可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+int func(int a, int b, int c, int d)
+{
+    return (a > b) | (c > d); /* W0715 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29610,7 +29619,7 @@ x = (a > b) > (c > d); /* W0713 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0716
 @section W0716
@@ -33231,15 +33240,33 @@ enum COLOR {
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 インライン・アセンブラ構文は、言語拡張に該当するため、移植性を低下させます。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+#define ASM_CODE asm("movl %ecx, %eax")
+
+void foo(int arg1, int *arg2, int arg3)
+{
+    asm("movl %ecx, %eax"); /* W0832 */
+    __asm__("movl %ecx, (%eax)"); /* W0832 */
+
+    asm { /* W0832 */
+        xorl eax, eax
+    }
+
+    ASM_CODE; /* W0832 */
+
+    __asm__ volatile ( /* W0832 */
+            "int $0x80"
+            : "=a" (r)
+              "+b" (arg1),
+              "+c" (arg2),
+              "+d" (arg3)
+            : "a" (128)
+            : "memory", "cc");
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -33250,7 +33277,7 @@ enum COLOR {
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.8.0
 
 @node W0833
 @section W0833

metadata

@@ -1,7 +1,7 @@
 --- !ruby/object:Gem::Specification
 name: adlint
 version: !ruby/object:Gem::Version
-  version: 1.6.0
+  version: 1.8.0
   prerelease: 
 platform: ruby
 authors:
@@ -9,7 +9,7 @@ authors:
 autorequire: 
 bindir: bin
 cert_chain: []
-date: 2012-04-06 00:00:00.000000000 Z
+date: 2012-04-27 00:00:00.000000000 Z
 dependencies: []
 description: ! 'AdLint is a source code static analyzer.
 
@@ -146,6 +146,9 @@ files:
 - share/demo/bad_const/bad_const.c
 - share/demo/bad_conv/bad_conv.c
 - share/demo/bad_enum/bad_enum.c
+- share/demo/bad_include/bad_include.c
+- share/demo/bad_include/test'1'.h
+- share/demo/bad_include/test'2'.h
 - share/demo/bad_indent/bad_indent.c
 - share/demo/bad_init/bad_init.c
 - share/demo/bad_label/bad_label.c
@@ -168,6 +171,7 @@ files:
 - share/demo/ill_defined/ill_defined.c
 - share/demo/implicit_conv/implicit_conv.c
 - share/demo/implicit_int/implicit_int.c
+- share/demo/incomplete_ifelse/incomplete_ifelse.c
 - share/demo/incomplete_type/incomplete_type.c
 - share/demo/indirect_recur/indirect_recur_1.c
 - share/demo/indirect_recur/indirect_recur_1.h
@@ -184,6 +188,7 @@ files:
 - share/demo/kandr_fundef/kandr_fundef.c
 - share/demo/line_comment/line_comment.c
 - share/demo/local_decl/local_decl.c
+- share/demo/logical_expr/logical_expr.c
 - share/demo/logical_trick/logical_trick.c
 - share/demo/long_sym/long_sym.c
 - share/demo/loop_var/loop_var.c
@@ -218,6 +223,7 @@ files:
 - share/demo/overflow/overflow.c
 - share/demo/press_release/press_release.c
 - share/demo/redundant_select/redundant_select.c
+- share/demo/register_vars/register_vars.c
 - share/demo/reserved_ident/reserved_ident.c
 - share/demo/retn_lvar_addr/retn_lvar_addr.c
 - share/demo/sequence_point/sequence_point.c
@@ -226,6 +232,7 @@ files:
 - share/demo/static_paths/static_paths.c
 - share/demo/static_vars/static_vars.c
 - share/demo/tag_hiding/tag_hiding.c
+- share/demo/typedef_each_src/typedef_each_src.c
 - share/demo/tricky_incdec/tricky_incdec.c
 - share/demo/undefined_macro/undefined_macro.c
 - share/demo/uninit_vars/uninit_vars.c
@@ -539,7 +546,7 @@ required_rubygems_version: !ruby/object:Gem::Requirement
       version: '0'
 requirements: []
 rubyforge_project: 
-rubygems_version: 1.8.11
+rubygems_version: 1.8.23
 signing_key: 
 specification_version: 3
 summary: ! 'AdLint :: Advanced Lint - An open source and free source code static analyzer'