adlint 1.2.0 → 1.4.0

data/share/doc/users_guide_ja.texi

@@ -2,7 +2,7 @@
 @setfilename users_guide_ja.info
 @documentlanguage ja
 @documentencoding utf-8
-@settitle AdLint 1.2.0 利用者ガイド
+@settitle AdLint 1.4.0 利用者ガイド
 
 @copying
 Copyright (C) 2010-2012, OGIS-RI Co.,Ltd.
@@ -2747,7 +2747,7 @@ context_line
 * W0722::符号付きの式の値がオーバーフローしています。
 * W0723::符号付きの式の値がオーバーフローする可能性があります。
 * W0724::条件付きインクルード指令によって、認識できない前処理指令が無視されました。
-* W0726::修飾子付き void 型の戻り値が定義された関数 `%s()' の中で、`return 式 ;' が見つかりました。
+* W0726::修飾子付き void 型の戻り値が定義された関数 `%s()' の中で、`return 式;' が見つかりました。
 * W0727::列挙型にない値を使っています。
 * W0728::列挙型の関数仮引数に、別の列挙型の列挙定数が実引数として渡されています。
 * W0729::列挙型のオブジェクトに、別の列挙型の列挙定数が代入されています。
@@ -5370,7 +5370,7 @@ int func(int a, int b)
 
 @subsection 関連メッセージ
 
-なし
+なし。
 
 @subsection 対応バージョン
 
@@ -25612,15 +25612,15 @@ while (n > 0) {
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 浮動小数点型のメンバ変数に対して共用体を使ってビット単位でアクセスする場合の動作はコンパイラ依存なので、移植性を低下させます。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+union UNI { /* W0606 */
+    float a;
+    int b;
+};
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -25629,7 +25629,7 @@ while (n > 0) {
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0607
 @section W0607
@@ -28829,8 +28829,6 @@ defined 演算子を削除する目的で #undef を使っています。
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような記述は、未定義の動作のため、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
@@ -28850,7 +28848,7 @@ defined 演算子を削除する目的で #undef を使っています。
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0688
 @section W0688
@@ -29083,17 +29081,13 @@ assert マクロを #undef してその名前の関数を呼び出しできる
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 @code{assert} マクロの定義解消や再定義は、未定義の動作になります。したがって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
 #undef assert /* W0695 */
-void assert(int a)
-{
-}
+extern void assert(int a);
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29102,7 +29096,7 @@ void assert(int a)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0696
 @section W0696
@@ -29189,15 +29183,15 @@ int func(int value) /* W0697 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 式を持たない @code{return} 文は不定値を返します。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+int func(void)
+{
+    return; /* W0698 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29210,7 +29204,7 @@ int func(int value) /* W0697 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0699
 @section W0699
@@ -29222,15 +29216,15 @@ int func(int value) /* W0697 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 式を持たない @code{return} 文は不定値を返します。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+extern func(void)
+{
+    return; /* W0699 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29243,7 +29237,7 @@ int func(int value) /* W0697 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0700
 @section W0700
@@ -29751,15 +29745,16 @@ unsigned int ui = uc >> 8; /* W0719 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
-上記のような式は未定義の動作になります。したがって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
+このような式は未定義の動作になります。したがって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+signed char sc1 = (signed char) 127.5; /* OK */
+signed char sc2 = (signed char) 128.5; /* W0720 */
+
+signed char sc3 = (signed char) -128.5; /* OK */
+signed char sc4 = (signed char) -129.5; /* W0720 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29768,7 +29763,7 @@ unsigned int ui = uc >> 8; /* W0719 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0721
 @section W0721
@@ -29780,16 +29775,17 @@ unsigned int ui = uc >> 8; /* W0719 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 上記のような変換により、ポインタ型変数の一部の情報が欠落したものが整数型に代入されることになります。
 したがって、代入先の値はもはや正しいアドレスを指していないことになります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-unsigned char* p;
-unsigned short us = (unsigned short) p; /* W0721 */
+void func(int *p)
+{
+    /* when short is 16 bit long and pointer is 32 bit long */
+    unsigned short us = (unsigned short) p; /* W0721 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29798,7 +29794,7 @@ unsigned short us = (unsigned short) p; /* W0721 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0722
 @section W0722
@@ -29810,18 +29806,20 @@ unsigned short us = (unsigned short) p; /* W0721 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまう(オーバーフローする)と、どのような値が代入されるかは未定義です。
 したがって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-int func(int a) /* int type is 32 bit long */
+int func(int a)
 {
-    if (a > 0 && a < 2147483647) {
-        return a + 1;
+    /* when int is 32 bit long */
+    if (a < 0) {
+        return a + 1; /* OK */
+    }
+    else if (a < 2147483647) {
+        return a + 1; /* OK */
     }
 
     return a + 1; /* W0722 */
@@ -29836,7 +29834,7 @@ int func(int a) /* int type is 32 bit long */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0723
 @section W0723
@@ -29848,16 +29846,24 @@ int func(int a) /* int type is 32 bit long */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまう(オーバーフローする)と、どのような値が代入されるかは未定義です。
 したがって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+int func(int a)
+{
+    /* when int is 32 bit long */
+    if (a < 0) {
+        return a + 1; /* OK */
+    }
+    else if (a < 2000000000) {
+        return a + 1; /* OK */
+    }
+
+    return a + 1; /* W0723 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -29868,7 +29874,7 @@ int func(int a) /* int type is 32 bit long */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0724
 @section W0724
@@ -29905,20 +29911,18 @@ int func(int a) /* int type is 32 bit long */
 
 @subsection メッセージ本文
 
-修飾子付き void 型の戻り値が定義された関数 `%s()' の中で、`return 式 ;' が見つかりました。
+修飾子付き void 型の戻り値が定義された関数 `%s()' の中で、`return 式;' が見つかりました。
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値を戻してはならない関数であるにも関わらず、明示的な @code{return} 文があります。このような記述は誤りです。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-void func(int a)
+const void func(int a)
 {
-    if(a == 0) {
+    if (a == 0) {
         return 0; /* W0726 */
     }
 }
@@ -29930,7 +29934,7 @@ void func(int a)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0727
 @section W0727
@@ -29942,17 +29946,15 @@ void func(int a)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような列挙型の使い方は文法的には合法ですが、本来の列挙型変数として使用されるべき情報を損失するという意味で問題があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
 enum Fruits {
-    apple = 1,
-    banana,
-    orange
+    APPLE = 1,
+    BANANA,
+    ORANGE
 };
 
 enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
@@ -29969,7 +29971,7 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0728
 @section W0728
@@ -29981,15 +29983,20 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような列挙型の使い方は文法的には合法ですが、本来の列挙型変数として使用されるべき情報を損失するという意味で問題があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+enum Fruits { APPLE, BANANA, ORANGE };
+
+extern void func1(enum Color);
+
+void func2(void)
+{
+    func1(ORANGE); /* W0728 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30003,7 +30010,7 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0729
 @section W0729
@@ -30015,15 +30022,20 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような列挙型の使い方は文法的には合法ですが、本来の列挙型変数として使用されるべき情報を損失するという意味で問題があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+enum Fruits { APPLE, BANANA, ORANGE };
+
+void func(void)
+{
+    enum Color c;
+    
+    c = ORANGE; /* W0729 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30037,7 +30049,7 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0730
 @section W0730
@@ -30049,15 +30061,18 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような列挙型の使い方は文法的には合法ですが、本来の列挙型変数として使用されるべき情報を損失するという意味で問題があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+enum Fruits { APPLE, BANANA, ORANGE };
+
+enum Color func(void)
+{
+    return ORANGE; /* W0730 */
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30071,7 +30086,7 @@ enum Fruits fruit = 5; /* W0727 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0731
 @section W0731
@@ -30083,15 +30098,25 @@ switch 文の case ラベルの値 `%s' は制御式の列挙型に属してい
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 このような列挙型の使い方は文法的には合法ですが、本来の列挙型変数として使用されるべき情報を損失するという意味で問題があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+enum Fruits { APPLE, BANANA, ORANGE, GRAPE };
+
+int func(enum Color c)
+{
+    switch (c) {
+    case RED:
+        return 1;
+    case GRAPE: /* W0731 */
+        return 2;
+    }
+
+    return 0;
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30105,7 +30130,7 @@ switch 文の case ラベルの値 `%s' は制御式の列挙型に属してい
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0732
 @section W0732
@@ -30285,15 +30310,12 @@ int func2(void)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 定義していない列挙体のタグを使用することは言語制約違反になります。したがって、移植性を低下させます。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+extern enum Foo foo; /* W0737 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30302,7 +30324,7 @@ int func2(void)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0738
 @section W0738
@@ -30314,15 +30336,19 @@ int func2(void)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまう(オーバーフローする)ことで、代入先には元々の定数の値がそのまま入らなくなります。
 つまり、プログラマの意図しない値が代入されることになり、不具合につながります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-unsigned char uc = 500; /* W0738 */
+/* when char is 8 bit long */
+const unsigned char uc1 = 255; /* OK */
+const unsigned char uc2 = 256; /* W0738 */
+
+/* when int is 32 bit long */
+const unsigned int ui1 = 4294967295; /* OK */
+const unsigned int ui2 = 4294967296; /* W0738 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30331,7 +30357,7 @@ unsigned char uc = 500; /* W0738 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0739
 @section W0739
@@ -30343,15 +30369,14 @@ unsigned char uc = 500; /* W0738 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまうことで、代入先には元々の定数の値がそのまま入らなくなります。
 つまり、プログラマの意図しない値が代入されることになり、不具合につながります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-unsigned int ui = 5U - 10U; /* W0739 */
+const unsigned int ui1 = 3U - 3U; /* OK */
+const unsigned int ui2 = 3U - 5U; /* W0739 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30363,7 +30388,7 @@ unsigned int ui = 5U - 10U; /* W0739 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0740
 @section W0740
@@ -30375,17 +30400,15 @@ unsigned int ui = 5U - 10U; /* W0739 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまうことで、代入先には元々の定数の値がそのまま入らなくなります。
 つまり、プログラマの意図しない値が代入されることになり、不具合につながります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-#define MACRO (255)
-
-unsigned char uc = MACRO + 10; /* W0740 */
+/* when int is 32 bit long */
+const unsigned int ui1 = 4294967294U + 1U; /* OK */
+const unsigned int ui2 = 4294967295U + 1U; /* W0740 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30397,7 +30420,7 @@ unsigned char uc = MACRO + 10; /* W0740 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0741
 @section W0741
@@ -30409,16 +30432,15 @@ unsigned char uc = MACRO + 10; /* W0740 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまうことで、代入先には元々の定数の値がそのまま入らなくなります。
 つまり、プログラマの意図しない値が代入されることになり、不具合につながります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+/* when int is 32 bit long */
+const unsigned int ui1 = 2000000000U * 2U; /* OK */
+const unsigned int ui2 = 3000000000U * 2U; /* W0741 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30430,7 +30452,7 @@ unsigned char uc = MACRO + 10; /* W0740 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0742
 @section W0742
@@ -30472,8 +30494,6 @@ ui = MACRO - 100; /* W0742 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 値が型で表現可能な範囲を超えてしまうことで、代入先には元々の定数の値がそのまま入らなくなります。
 つまり、プログラマの意図しない値が代入されることになり、不具合につながります。
 また、このような処理は、動作が処理系定義になります。したがって、移植性を低下させます。
@@ -30481,11 +30501,13 @@ ui = MACRO - 100; /* W0742 */
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-#define MACRO (255)
-
-signed char sc;
+/* when char is 8 bit long */
+const signed char sc1 = 127; /* OK */
+const signed char sc2 = 128; /* W0743 */
 
-sc = MACRO + 150; /* W0743 */
+/* when int is 32 bit long */
+const int si1 = 2147483647; /* OK */
+const int si2 = 2147483648; /* W0743 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -30494,7 +30516,7 @@ sc = MACRO + 150; /* W0743 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0744
 @section W0744
@@ -32692,15 +32714,20 @@ struct ST s = { 0 }; /* W0800 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 名前付きのメンバを一つも持たない構造体または共用体を使用したときの動作は未定義です。
 従って、予期しない動作を引き起こす可能性があります。
 
 @subsection サンプルコード
 
 @verbatim
-struct ST { /* W0801 */
+struct foo { /* W0801 */
+};
+
+struct bar { /* W0801 */
+    int;
+    int :1;
+    long;
+    double;
 };
 @end verbatim
 
@@ -32710,7 +32737,7 @@ struct ST { /* W0801 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0802
 @section W0802
@@ -32842,16 +32869,13 @@ defined 構文が、`defined(識別子)' あるいは `defined 識別子' のど
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 ISO C90 で規定されている予約語を定義、再定義、定義解消することは未定義の動作になります。
 したがって、予期しない動作を引き起こす可能性あります。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+#define defined !defined /* W0806 */
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -32863,7 +32887,7 @@ ISO C90 で規定されている予約語を定義、再定義、定義解消す
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W0807
 @section W0807
@@ -33227,6 +33251,10 @@ long long int a = 0LL; /* W0833 */
 
 long long 型を使っています。
 
+@subsection 内容
+
+@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
+
 @code{long long} 型は、言語拡張に該当するため、移植性を低下させます。
 
 @subsection サンプルコード
@@ -33243,7 +33271,7 @@ long long a = 0; /* W0834 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-1.0.0
+2.0.0 の予定
 
 @node W0835
 @section W0835
@@ -33613,16 +33641,26 @@ static struct ST a[3]; /* W1032 */
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 関数の戻り値の型が、@code{volatile} 型の場合の動作は処理系定義です。
 また、@code{const} 型の場合は未定義です。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+extern const int func1(int); /* W1033 */
+
+const int func2(int i) /* W1033 */
+{
+    return i + 1;
+}
+
+const int *func3(int i) /* OK */
+{
+    static int j;
+
+    j = i;
+    return &j;
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -33631,7 +33669,7 @@ static struct ST a[3]; /* W1032 */
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W1034
 @section W1034
@@ -34704,15 +34742,24 @@ unsigned int func(unsigned int a, unsigned int b)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 非列挙型から列挙型への変換が生じています。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+
+int func(enum Color c)
+{
+    switch (c) {
+    case RED: /* OK */
+        return 1;
+    case 1: /* W1064 */
+        return 2;
+    }
+
+    return 0;
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -34734,7 +34781,7 @@ unsigned int func(unsigned int a, unsigned int b)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W1065
 @section W1065
@@ -34746,15 +34793,25 @@ unsigned int func(unsigned int a, unsigned int b)
 
 @subsection 内容
 
-@b{このメッセージは AdLint 2.0.0 で出力する予定です。}
-
 列挙型から異なる列挙型への変換が生じています。
 
 @subsection サンプルコード
 
-@c{未実装}
 @verbatim
-/* 追記予定 */
+enum Color { RED, BLUE, GREEN };
+enum Fruits { APPLE, BANANA, ORANGE, GRAPE };
+
+int func(enum Color c)
+{
+    switch (c) {
+    case RED: /* OK */
+        return 1;
+    case ORANGE: /* W1065 */
+        return 2;
+    }
+
+    return 0;
+}
 @end verbatim
 
 @subsection 関連メッセージ
@@ -34776,7 +34833,7 @@ unsigned int func(unsigned int a, unsigned int b)
 
 @subsection 対応バージョン
 
-2.0.0 の予定
+1.4.0
 
 @node W9001
 @section W9001