securemark 0.280.7 → 0.280.9

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package/CHANGELOG.md CHANGED
@@ -1,5 +1,13 @@
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  # Changelog
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2
 
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+ ## 0.280.9
4
+
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+ - Refactoring.
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+ ## 0.280.8
8
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+ - Fix dependencies.
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  ## 0.280.7
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  - Refactoring.
package/design.md CHANGED
@@ -285,7 +285,7 @@ CodeMirrorが素では速いがVimModeでは数万文字程度でも耐え難く
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  ### バックトラック
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- SecuremarkのAnnotation構文に典型的であるように文脈を変更する構文の中にその文脈に依存し変更される他の構文が存在する場合一般に文脈の相違から解析結果を再利用不能な(`αA'β | αAB`)バックトラックが生じる。文脈依存構文の解析中に文脈により解釈の異なる字句(`[a((`)または現在の文脈を終了する字句(ただの括弧がスコープを作らない場合の`(([a))`)に遭遇したとき、現在の文脈での解析の継続を試行する解析方法はメモ化なしではバックトラックが再帰的に生じ線形時間で解析できず、現在の文脈での解析を中止し直前の文脈を継続または新たな文脈を開始する解析方法はバックトラックなしで線形時間で解析できる。
288
+ SecuremarkのAnnotation構文に典型的であるように文脈を変更する構文の中にその文脈に依存し変更される他の構文が存在する場合一般に文脈の相違から解析結果を再利用不能な(`αA'β | αAB`)バックトラックが生じる。文脈依存構文の解析中に文脈により解釈の異なる字句(`[a((`)または現在の文脈を終了する字句(ただの括弧がスコープを作らない場合の`(([a))`)に遭遇したとき、現在の文脈での解析の継続を試行する解析方法はメモ化なしではバックトラックが再帰的に生じ線形時間で解析できず、現在の文脈での解析を中止し直前の文脈を継続または新たな文脈を開始する解析方法はバックトラックなしで線形時間で解析できる(バッファまたは解析試行ログを使用して解釈を変更する実装方法があるが開始記号の一部が重複しないよう構文が制限される場合がある)。
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289
  CommonMarkはLink構文から明らかなように後者の解析方法により再帰的バックトラックなし(Markdown(2n)+正規表現(1n)で最悪計算量3n程度)で解析できる言語であるが同時にこれは文脈依存構文の正当な入れ子表現を解析できず文脈依存構文の存在する数に応じて多項式的(おそらく$n^{2+c}$)に構文の壊れやすさの増す脆く拡張性の低い言語であることを意味する。この問題はおそらくメモ化により解決できるがCommonMarkは実行性能追及のためメモ化を廃止しているためメモ化により性能を低下させてまで解決するつもりはないと思われる(すなわちCommonMarkは機械を至上とし人間に制約を課す低水準の言語であり人間の需要を至上とするSecuremarkとは対極に位置する)。
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  従って現在の再帰的バックトラックなしで解析可能な文法に制約されるCommonMarkには文脈依存構文を入れ子表現の広範な制限ならびに構文の可読性および開始記号の信頼性の多項式的な低下と引き換えにしか追加できないという拡張性の欠陥が存在する。CommonMarkの仕様策定者が構文の拡張に(名称を維持するか否かにかかわらず)不自然なまでに消極的または進展がないのは正当な理由や怠慢からでなく文脈依存構文を追加するにつれて構文解析戦略の欠陥が明白になっていくためおよび現在の高い実行性能を低下させたくないためである。`~~a~~`のような文脈自由構文は容易に追加できるがこうしたマージンを失えばもはや後はない。CommonMarkは小さく単純であるがゆえに正しくいられる象牙の塔であり仕様策定者はこの正しさを失わず正しいままでいたいがために象牙の塔に引きこもり小さな完全性を固持し続けているのである(でなければ何年も隠さず速やかにこの拡張性の欠如を公表して助力を求めていなければならない)。
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  Securemarkは線形時間で解析不能な前者の解析方法をメモ化によりおおよそ4n以下の最悪計算量に改善しさらに解析時間と解析範囲の局限により一定時間内で解析不能な入力の影響を局限することでこれらの問題を解決している。この解析方法はほとんどの自然な入力に対して1nに近い時間で効率的に動作し、最悪計算量で低速に動作させる少数の機械的攻撃入力に対してもサーバーで多数のユーザーのリクエストに応じるには低速で脆弱性となる可能性があるがクライアントで単一のユーザーの操作に応じるには十分高速であるためクライアントで解析する限り解析の効率または速度が実用上問題となることはない。